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業界未経験の30歳がプログラマーに転職できるのか否か(仮)
※注意※ この記事はQiitaに投稿したものを加筆・修正した記事です。
2018年10月頃のポエムです。
はじめに
私は現在小売(雑貨・インテリア系)業界にいる30歳(既婚・子無し)です。
Webエンジニアになるべく転職活動中です。(2018年10月初旬現在)
2018年10月、無事エンジニアとして採用して頂くこととなり、
晴れて11月よりエンジニアとしてのキャリアをスタートいたします。
この投稿はエンジニアになるために行ったことや、現在行っていることを、
自分自身の記録を残すとともに、同じような立場の方の参考になればと思い書きました。
転職する目的
- 自己分析した結果、性格的に技術職の方が好きだった
- ITスキルを高め、自分の市場価値を上げたい
- 給与面の可能性
最終的には我が家が幸せに暮らせるための手段として
適正・可能性がマッチしているエンジニアになることでそれが得られると考えています。
現職の状況・スキル
現職の状況
私は東京のとあるお店の店長を努めています。
お店では店長職として、店舗での個人・法人様の接客・応対や、在庫の管理・手配、
メーカーや契約倉庫、コンサルタントとの連携、
店頭に並ぶPOPやDMなどの作成、SNS(Instagram、Facebook)運用、
採用活動などなど…
日々細々とお仕事をしています。
スキル
- Illustrator
- Photoshop
- EXCEL(表計算・グラフ・リスト作成など)
- Word(文章作成)
元々はグラフィックデザイン系の専門学校を卒業しており、
IllustratorやPhotoshopを使用して、グラフィックデザインやイラストレーションを学びました。
個人では「なな爺」という名義で同人作家としても活動しています。
漫画やイラストをTwitterに投稿し、同人誌を作成したりなどもしています。
転職活動をする前にどんなことをやったのか
2018年6月から約3ヶ月間、オンラインスクールのTechAcademyにて、
Webアプリケーションコースを受講しました。
ちなみに、仕事では採用活動はしたことはありますが僕自身は転職をしたことがなかったので、
転職活動に対しかかる自分や妻への負担(主に時間やお金)は計り知れません。
ですので、**「転職する」というゴールに対し、
プログラミングを学ぶというフェーズと、
実際に転職活動をするというフェーズにわけて、
それだけに集中して動こう**と決めました。
TechAcademyのカリキュラムについて
Webアプリケーションコースは、TCP/IPモデルの勉強から入り、
RubyとMySQLを使っていくつかのアプリケーションを作った後、
自分で企画・実装までを行うオリジナルサービスをリリースするところまでがゴールとなっています。
AWSのCloud9を使用してコーディングをし、
Git/GitHubでバージョン管理を行い、コードレビューを受け、
Herokuにデプロイするのがベースです。
フレームワークはRuby on Railsを使用します。
カリキュラムで作るのは、
Twitterのクローンや、APIを使った検索サービスなどです。
受講生には、担当のメンター(現役プログラマー)がつき、
週に1〜2回、ビデオチャットで面談し、進捗具合などを話します。
それ以外の時間で、カリキュラムについて困ったことや質問がある場合、
Slackを使って質問を投稿すると、
担当メンター以外のメンターが質問に対し的確なアドバイスをしてくれます。
アドバイスと書いたのは、単純に答えを教えてくれるわけではないからです。
プログラマーになるにあたり日々発生するエラーの対処について、
自分で調べたり試したりするステップがあるかと思いますが、
まずその感覚を身に着けなくてはいけないかと思います。
ですので、自分で質問を投げかける時も、
自分で調べ、自分で試し、どのような事がしたかったのに、どのような事が起きたのか、
しっかり説明しながら投稿しました。
質問を受けてくれるメンターの方も、その部分を踏まえて非常に丁寧に対応して頂けました。
受講を終えて思ったのですが、
TechAcademyのカリキュラムについては、
**Railsチュートリアルを少し優しくしたレベルのテキストを、
並走しながら進めていくようなオンラインスクール**でした。
転職活動を始めた
そんなこんなで、ペットの寝顔の写真をシェアするオリジナルサービス「nelco(ネルコ)」をリリースした僕は、
それをGitHubに公開し、転職活動を開始しました。
優先事項
正社員募集で探していますが、優先している事項がいくつかあります。
- 通勤距離
- メンバーは常に勉強している環境であるか
- 評価体制
です。 通勤距離は言わずもがな。近ければ近いほどいいと思っています。
また、社内で勉強する環境が存在するかどうかも重要視しています。
常に走りながら学ばなくてはいけない業界だと思っているので、
勉強するということが当たり前にある環境で働きたいです。
人間、いくら意思が強くても環境に左右される割合が高いと感じるので、
どれだけ自分の望む環境で過ごせるかがかなり大事だと思います。
評価体制については、未経験があまり強く言えない部分ではありますが、
人が人を評価する場合、評価する側の好みや相性の影響も入ってくるかと思います。
それはそれでいいので、その他客観的な視点での評価も受けられる仕組みがあると、
より良いかなと思っています。
転職活動に使用したサービス
以下は、その際に使用した(している)サービスです。
※これを書いている現在も、転職活動中です。(2018年10月初旬現在)
TechAcademyの転職支援サービス
受講したオンラインスクールに付帯している転職支援のサービスです。
履歴書や職務経歴書などを登録フォームに入力・作成し、
TechAcademyが持っている求人案件に応募することができます。
また、企業側からもスカウトを頂ける場合もあります。
キャリアカウンセラーがいるので、一度ビデオチャットで面談を行い、
自分で入力した職務経歴書などの書類の書き方、アピールポイントなどについてアドバイス頂きました。
良い点
- カウンセラーの方に業界感や各社の求人媒体の特徴を聞けた。
- 各社の求人媒体を通じて応募することもいいけど、企業へ直接応募もおすすめ
- アピールポイントについて書き方のアドバイスを受け、書類のブラッシュアップすることができた。
- 実際に企業側からスカウトを頂けた
物足りない点
- 求人案件の数が少ない気がした。
Green
まずはIT転職といえばGreenかなと。
先述したTechAcademyのキャリアカウンセラーも、求人媒体の一つとして挙げていました。
TechAcademyで教えて頂いた部分を踏まえ、ガンガン応募しています。
そのうち、何社か面談して頂きました。
まだ選考途中ですので、ドキドキしながら結果を待っています。
また、会社側から面談確約スカウトも頂けました。
良い点
- 業界に特化しているだけあるので、案件数が豊富。
- スマホで見ると、割とUIがわかりやすくデザインされているので、使いやすいと感じた
物足りない点
- 今の所なし
Doda
第一目標はプログラマーになることですが、
プログラマーとしての道以外の選択肢があるのかどうかも保険として考えています。
現在の自分の市場価値はどれくらいなのかも含め、
色々な視点で物事を見るのはいいかと思ったので
大手のサービスを受けることを決めました。
現在私に来ているオファーは、面接確約を含め400件以上来ているので、
小売業界は特にそうですが、どこも人手不足なんだなという事を感じるとともに
自分の需要はありそうです。
良い点
- 大手求人会社なので、ある程度案件にはスクリーニングができていそう。
物足りない点
- スマホで見た時に、企業側とのメッセージをやりとりする際に使う送受信ボックスが、周りの配色と同化してしまい見つけにくかった
その他
WantedlyもGreen同様、あらかた埋めましたがまだスコアが32しかないので、
もう少し上げられるよう手を加えていきたいです。
面接で聞かれたこと
- 志望動機
- 積み重ねてきた店長職からの転職に不安は?
- 現在は週にどれくらい休日はありますか?
- 残業について(納品前の休日出勤についてなど)
面接で聞いたこと
- 社内の勉強会など、勉強する環境・文化について
- お話した中で私の印象はどうでしたか?(聞き方が難しい)
- 社内で馴染めそうか、エンジニアとしての適正はありそうか直感でお答え頂いています
初めて転職活動をしてみて(今のところのまとめ)
「エンジニアになる」と決めているので、まずはエンジニアとして振る舞う行動を続けています。
(情報収集や、エンジニアの方との交流など含めて。)
不安はありますが、動いたら動いた分だけ状況は変わると思いますので、
目的を見失うことなく続けていきます。
また進捗がありましたら、あらためて記事にしたいと思います。
あまりQiitaぽくない投稿ではあるかと思いますが、
少しでも参考になれば幸いです。
無事に内定を頂きました
オンラインスクールTechAcademy経由で面談して頂いた企業様から
内定を頂くこととなり、現在現職との引き継ぎ期間中です。
次回は内定までのことを書いた記事を鋭意製作中です。
是非お待ち頂ければと思います。